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サマー・オブ・84 Summer of 84 (2018)

サマー・オブ・84(字幕版)

オレゴン州イプスウィッチに住む15歳のデイビー。

夏休みに新聞配達のアルバイトをしていたが、ある時、向かいに住む

警察官のマッキーの家で、行方不明になった少年を見かけ、彼が犯人ではないかと

疑い始める。

デイビーは、親友のイーツとウッディ、ファラディに相談し、4人は捜査を始める。

 

以下ネタバレあり

 

 

映画冒頭、主人公がBMXに乗りながら新聞配達をしているシーンが映る。

「ET」や「グーニーズ」など、80年代の作品をオマージュしたノスタルジックな

作品に仕上がっており、好き嫌いはありそうだが、私はとても楽しめた。

84年のため、携帯電話ではなく、トランシーバーでのやりとりがまた良い。

車や飲み物など、年代に合ったものが使われているようだ。

細かく検証している海外のファンのサイトを見て楽しませてもらった。

 

(ネタバレ あらすじ)

1984年の夏、オレゴン州イプスウィッチに住む少年デイビーは、

UFOや未解決事件、都市伝説なニュースが大好きで、最近新聞をにぎわせている

子供達の失踪事件に関心を持っていた。

夏休みの新聞配達のアルバイト中、向かいに住む警察官マッキーに

重たい机を地下室に運ぶ手伝いをしてほしいと頼まれ、家に招かれる。

部屋に飾られていた沢山の子供や家族の写真を見たデイビーに対し、

マッキーは「遠方に住む家族や親戚だ」と説明する。

地下室に机を運ぶと、奥に南京錠がついたドアがあり、デイビーは何か

怪しいものを感じ取り、彼が犯人では?と疑い始める。

親友のイーツとウッディ、ファラディに相談するが、3人は考えすぎだと

取り合ってくれない。

その夜、デイビーは、マッキーの家にMTVのTシャツを着た少年がいるのを目撃する。

 

その後、イーツの兄からマッキーがガーデニング用の土を大量に購入していくと

いう話を聞き、ますます怪しむデイビー。

4人は、マッキーの日常の行動を調査し、マッキーがジョギング中に立ち寄っていた

レンタル倉庫から大量のNaOH(水酸化ナトリウム)が隠されているのを知る。

マッキーの庭の物置からは、血の付いたMTVのTシャツが見つかり、4人はすぐに

報道カメラマンであるデイビーの父親に相談するが、全く信用されず

逆に4人をマッキーのもとに謝罪に行かせる。

マッキーは、デイビーが見かけた少年は甥だと説明するが、デイビーの機転で

嘘がわかり、マッキー=殺人鬼だと確信する。

 

(文字反転)

デイビーは、父親のカメラを持ちだし、ウッディと元ベビーシッターのニッキーと

共にマッキーの家に侵入。

バスタブには大量の血液と人骨があり、監禁されていた青年も発見する。

マッキーの家から出ようとしたデイビーは、マッキーの部屋の写真が

行方不明者達の写真だったことに気づき、その中に自分たち家族の写真も

飾られているのを見て、次のターゲットが自分だと気付く。

証拠として、警察署に写真や映像を提出するが、マッキーは既に姿を消していた。

デイビーと彼の家に泊まっていたウッディは、その夜マッキーに誘拐され

ウッディは殺されてしまうが、デイビーはマッキーから、またいつ襲われるか

わからない恐怖に一生怯えて暮らしていけと脅され、開放される。

 

アルバイトを再開したデイビーが配達する新聞の一面には、逃走中のマッキーに

関する記事が載っていた。(完)

 

 

【映画ロケーション】

 

マッキーの家

家の番号、そのまま映っている。大丈夫なのか?

 

向かいの家は、主人公デービーのアームストロング家。

あの二階の窓!

 

REAGAN & BUSH 84の家。(中指立てている男)

 

ボーリング場入口 Old Orchard 5 Pin Bowling Center

 

イプスウィッチ記念図書館 (PoCo Heritage Museum and Archives)

映画では、アメリカの国旗が掲揚されていますが、カナダです。

 

 ホームセンター 購入した大量の土をパトカーに詰め込むシーン。

上記ボーリング場も図書館もこの店も、かなり近い場所にあります。