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プロディガル・サン 殺人鬼の系譜 #3 恐怖の研究 Prodical Son Fear Response

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 WOWOW公式サイトよりあらすじ抜粋

マルコムが幼いころの記憶にうなされて暴れ回ったため、ついに拘束具が外れ窓を突き破ってしまう。精神科医ガブリエルの診察を受けたマルコムは、PTSDの克服のためにマーティンと距離を取るようアドバイスされる。そんな中、大学教授のジョージ・ホルトンの遺体が発見される。現場の状況から、マルコムは被害者が大きな恐怖の中で死んだのではないかと推測。そして今回も事件を知ったマーティンが電話をかけてきて……。

 

以下ネタバレあり

 

 

【ドラマ ロケーション】

 

マルコムの自宅外観

214という番号はそのまま。マルコムが、ガラスを割って落ちかけた窓が見える。

 

 

今回の事件=恐怖がテーマ

綺麗に頭蓋骨が切開され、脳が取り出された遺体が発見される。

死因は、心臓発作。

とてつもない恐怖で亡くなったと推測された。

現場にあった犯人のメッセージから、進行性統合失調症を患っている

人物だと考えられた。

被害者の大学教授ジョージ・ホルトは、マルコムが憧れている

エレイン・ブラウン博士と一緒に働いていた人物だった。

マルコムは、彼女の著書を持参し、サインまでもらっている。

犯行動機:怨恨

犯人は、学生時代、ブラウン博士の研究の被験者となり、精神疾患が悪化した人物。

同じく、被験者だった生徒のアリス・ダウニーの自殺がきっかけとなった。

ブラウン博士らは、LSDを投与した被験者らのの恐怖反応とサイケデリック効果に

ついて研究していた。

ホルト博士に次いで、別の博士もLSDを大量摂取させられるが

マルコムらに助けられる。

ブラウン博士の自宅にあったアフリカのお面を見たマルコムは、

犯人から送られてきたメッセージをつなげると、ブラウン博士の家にある

お面が浮き出してくることに気づいた。

最後の狙いはやはりブラウン博士だった。

彼女もLSDを摂取させられるが、朦朧とする中、マルコムを襲う犯人を射殺し

警察に救出される。

 

 

【ウィットリー夫妻の関係】

マルコムの母ジェシカは、マルコムが夫マーティンに面会したことを知り

息子を心配するあまり、久々にマーティンと面会する。

 

結婚前の経緯

ジェシカは裕福な家庭の生まれ

・マーティンは、結婚前一文無し?

ジェシカは、結婚を親に反対されていた。

・マーティンは、貧乏ながら、ジェシカに暮らしのレベルを下げないと約束。

・事実、リッチな結婚生活を送ることになる。

 

ジェシカは、夫にマルコムに会わないよう訴えるが

話をしているうちに、マーティンの言葉に引きこまれていく。

ギリギリのところで、意識を取り戻すジェシカ。

マーティンは、ジェシカを洗脳する術があるのか?

 

 

【マルコムのフラッシュバック】

箱の中の女性を見た後を思い出せないマルコム。

父に薬で眠らされたのでは?と考え、匂いが記憶を呼び起こすと知り

クロロホルムを数滴かいでみると…。

 

思い出したのは、母ジェシカとのフラッシュバック。

箱を開けようとしたマルコムに、母が

「ここで何をしているの?お父さんの物に触れてはダメ。」

『僕、見たんだ。女の人。』と訴えるが

「あなたには関係ない。わかったわね?今の話はしちゃダメ。

 お父さんにどんな目にあわされるかわからないわよ。」

ときつく叱られていた。

 

ジェシカは、夫のしていたことを知っていたのか?

もしくは、夫の裏稼業のようなものを見て見ぬふりをしていたのか?

 

事件よりも、マルコムの家族の秘密のほうが面白いので

事件の内容はぼんやりしてしまう。

ジェシカ役のベラミー・ヤング。

気の強い上品な女性の役が、毎回ハマる。

「スキャンダル」の時も素晴らしかった。

 

 

彼女のレディ・ガガの口パクパフォーマンスも是非。