映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

MANIFEST マニフェスト S2 #9 嵐 Airplane Bottles

Manifest: Season 1

ベンの息子のカルは、828便が失踪した当時の夢を見た後、夢の中で飛行機が引っかかっていた「クモの巣」に似たものを作ろうとするが、うまく作れず、「すべてがつながっているのに!」と癇癪を起こす。
ジャレッドを告発したミカエラだが、内部調査の2人は、ミカエラに対し、ミカエラが関係した事件に関し、追及をはじめる。

以下ネタバレあり

 

 

サンビ・バール(Saanvi Bahl)の研究
サンビの研究で、乗客特有の遺伝子マーカーを元通りに出来ることが判明し、自分の体を使い、実験を繰り返したため、副作用の記憶障害が悪化。
指先の凍傷を治すためにジークが病院を訪れた時には、同じ話を何度も繰り返す状態になり、サンビの元恋人に助けを求めることになる。

今回の呼びかけ“嵐”
カルは、828便が失踪した当時の夢を見た後、夢の中に出てきた「クモの巣」に似たものを作ろうとするが、うまく作れず、癇癪を起こす。
「全てはつながっている」というカルに対し、ベンは夢について聞こうとするが、カルはイライラし、落ち着いて話が出来ない。
カル、妊娠中のグレース、そしてTJも精神的に落ち着かない中、答えはアル=ズラスの備忘録にあると考え、改めて備忘録を見てみると、船の絵に、船のロープが浮かび上がってくる。
空には銀のドラゴンが描かれていた。
カルが作っていた船のロープが出来上がると、呼びかけが起こり、ベン、グレース、TJ、カルはアル=ズラスの描いた船の上にいた。
嵐の中進む船の上の空に、828便らしき飛行機が飛んでいた。
アル=ズラスの船と828便は同じ空間にいた。
アル=ズラスからの、生き延びるアドバイスは、“呼びかけを受け入れる(従うこと)”
そのほかの道を選ぶと破滅するとも書かれており、サンビの研究を進めると破滅すると暗示していた。

カエラへの内部調査
ジャレッドの怪しい行動に対し、告発したミカエラだったが、署に現れた内部調査班の2人は、ミカエラの過去の捜査に関して追及していく。
カエラは、組合の代表を呼び、助けてもらおうとするが、実は、味方であるはずの組合の代表も、サイモン・ホワイト側の人間だった。
サイモンは、ジャレッドをだしにして、ミカエラを潰そうと動き出していた。
カエラは、本部で証言するため、彼らと署を出ようとしていたが、ジャレッドは、移動中にミカエラが消されると考え、急遽ミカエラを逮捕し、手錠をかけ拘留する。
激怒するミカエラに、ジャレッドは「余計なことを言うな。殺されるところだった。」と言い、立ち去る。
~つづく~

アル=ズラスの備忘録に描かれた破滅の絵の中に、サンビらしき人物が描かれていてゾッとした。呼びかけを信じず、自分で生きる道を切り開こうとして、自滅していくということなのだろう。
そもそも、あの備忘録にヒントがあるならば、すぐに読破しておいてほしいと思ったのは私だけではないだろう。
(TJが救出されたばかり、という設定なのだろうが)
病院側は、サンビの怪しい様子は問題視しないのか?

ジャレッドが二重スパイであることはわかったが、サイモン・ホワイトの手先は警察内にはびこっているということなのだろう。
サイモンの最終目的は何なのだろう?
828便の乗客らを抹殺したいのか?
カエラを逮捕したことで、彼女を救ったジャレッドの身も危ないのでは?
そろそろ、反828便のビリー達が、サイモンの指示を無視し、何かしでかしそうで怖い。
サイモンが故意に彼らを煽り、事件を起こすこともありそうで心配。