3年前に家族全員を飛行機事故で亡くして以降、ステファニー・パトリックは、自堕落な日々を送っていた。ある日、ステファニーは飛行機事故が事故ではなくテロだったことを知らされる。
ステファニーは、家族の仇を取るため、元CIAの男から厳しい訓練を受け、暗殺者となり、テロの関係者を次々と狙っていくが…。
以下ネタバレあり
原作は、マイク・パーネルの「堕天使の報復」。
【映画 ロケーション】
学食で殺せず、バッグを盗まれ、路上で途方に暮れるシーン。
ロンドンの設定だが、実際は、ダブリンのタルボット・ストリート。
トレーニングした湖:ダン湖 アイルランドのLough Dan
ガイラーのアパートメント: 65 Central Park West, New York
モハメッド・レザ バス爆発シーン マルセイユの設定だがスペインのカディス
(あらすじ)※ネタバレあり
主人公:ステファニー・パトリック
3年前、両親と弟、妹を飛行機事故で亡くし、自堕落な日々を送っていた。
キース・プロクター:ジャーナリストを名乗る。
ステファニーの家族が巻き込まれた飛行機事故は、爆破テロだと説明。
爆弾製作:レザ・モハメッド
レザ・モハメッド:大学生
ステファニーは銃を購入し、レザのいる大学の食堂へ行くが、殺せなかった上に、バッグを盗まれ素性を知られる。
⇒プロクター殺害
ボイド:元CIA プロクターの情報源
ステファニーは、家族の仇をとるため、ボイドから訓練を受ける。
飛行機事故の首謀者(イスラム原理主義指導者)は死亡しているが、首謀者からお金を受け取り、実行した正体不明の“U17”は生きている。
マーク・セラ:元CIA情報ブローカー 表向きは慈善家
ステファニーは、ペトラという女性になりきり、セラと接触。
U17=レザだと説明。
自爆テロ事件
マルセイユで、レザが爆破テロを計画中と知り、ステファニーはマルセイユへ。
バスに爆弾を仕掛けたことを知ったステファニーは、乗客らを降ろし、レザと格闘の末、ギリギリでバスを降り、レザは仲間と共に爆死する。
セラ=U17
自爆テロ事件でレザと戦ったステファニーは、レザがU17ではなく、セラ=U17と気づく。セラの自宅へ行き、薬物で殺害。
復讐を果たしたステファニーは、ロンドンで生きていく。 ~おわり~
か弱き女性、孤独な女性が、復讐のため、生きていくために訓練を受け、凄腕戦士となっていく…というのは、よくある設定。
主人公ステファニーが、プロの暗殺者になりきれない、というところは良かった。
美しい Blake Livelyが汚れ役をする…ということだけでも、見ごたえある。
どんな格好でも、美しすぎるのですが。
10点満点の6点程度。もうひとひねり欲しかった。