映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

ワイルド・ローズ  Wild Rose (2018)

Wild Rose

イギリスのスコットランド南西部グラスゴー

2人の子供を持つシングルマザー、ローズ=リン・ハーランは、アメリカの

ナッシュビルでカントリー歌手になるのが夢。

地元のクラブでバンド活動をしていたが、ドラッグ密輸の容疑で逮捕され、1年間

服役していた。出所後、再びクラブで働こうとするが、既に解雇されており

仕方なく、ローズは資産家スザンナの家で家政婦として働くことになる。

ある日、掃除しながら歌っているのを観た、スザンナの子供達が母に伝えると

カントリーが好きなスザンナは、録音した彼女の歌を知人に送り、ローズは

BBCラジオでカントリーの番組を持つボブ・ハリスと会うことになる。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

この映画では、本人役で登場する有名人がおりました。

BBC Radio 2 - The Country Show with Bob Harris

ボブ・ハリス氏:ローズが会いたかったラジオ・パーソナリティ

彼は、ローズに自分で歌を作るようアドバイスしています。

 

ナッシュビルのシーンで、歌っているのは、あのケイシー・マスグレイヴス。

“High Time”歌っていました。

 

 

【映画ロケーション】

 

ローズが演奏していたバー:Glasgow’s Grand Ole Opry

 

 ローズの母の勤め先:Silverburn(ショッピングモール)

 

子供達との約束を忘れ、飲んでいたバー。:The Laurieston Bar (店名そのまま)

 

ボブ・ハリスに会いに行くシーン:BBC Radio

 

 ナッシュビルでの宿泊先:Drake Motel (モーテル名そのまま)

 

ローズがツアーからはずれ舞台で歌い始めるシーン:ライマン公会堂

カントリー・ミュージックの公開ライブ放送“グランド・オール・オプリ”の

会場だった場所として有名。1925年から現在まで続く、アメリカ最古の番組。

 

ラストシーン Celtic Connectionsで歌う場面:City Halls & Old Fruitmarket

ケルティック・コネクションズ:スコットランド最大級の音楽フェスティバル

 

 

映画のストーリーは、わかりやすい起承転結の作りで、

失敗・挫折しながらも、夢をあきらめずに進んでいくローズを応援したくなっていく。

憧れのナッシュビルで、大成功するか凹んで帰国するか…と想像していたが

予想を裏切る良い選択で安心した。

失敗を続けたローズが、あのような選択をしたことで、彼女の成長も感じられ

良いエンディングだったと思う。

 

ナッシュビル行きたいな!

いつ行けるのだろう?

イギリスでカントリー・ダンスもしてみたい!

 

8.5/10点 カントリー好きなので