2人の子供を持つシングルマザー、ローズ=リン・ハーランは、アメリカの
ナッシュビルでカントリー歌手になるのが夢。
地元のクラブでバンド活動をしていたが、ドラッグ密輸の容疑で逮捕され、1年間
服役していた。出所後、再びクラブで働こうとするが、既に解雇されており
仕方なく、ローズは資産家スザンナの家で家政婦として働くことになる。
ある日、掃除しながら歌っているのを観た、スザンナの子供達が母に伝えると
カントリーが好きなスザンナは、録音した彼女の歌を知人に送り、ローズは
BBCラジオでカントリーの番組を持つボブ・ハリスと会うことになる。
以下ネタバレあり
この映画では、本人役で登場する有名人がおりました。
BBC Radio 2 - The Country Show with Bob Harris
ボブ・ハリス氏:ローズが会いたかったラジオ・パーソナリティ
彼は、ローズに自分で歌を作るようアドバイスしています。
ナッシュビルのシーンで、歌っているのは、あのケイシー・マスグレイヴス。
“High Time”歌っていました。
【映画ロケーション】
ローズが演奏していたバー:Glasgow’s Grand Ole Opry
ローズの母の勤め先:Silverburn(ショッピングモール)
子供達との約束を忘れ、飲んでいたバー。:The Laurieston Bar (店名そのまま)
ボブ・ハリスに会いに行くシーン:BBC Radio
ナッシュビルでの宿泊先:Drake Motel (モーテル名そのまま)
ローズがツアーからはずれ舞台で歌い始めるシーン:ライマン公会堂
カントリー・ミュージックの公開ライブ放送“グランド・オール・オプリ”の
会場だった場所として有名。1925年から現在まで続く、アメリカ最古の番組。
ラストシーン Celtic Connectionsで歌う場面:City Halls & Old Fruitmarket
ケルティック・コネクションズ:スコットランド最大級の音楽フェスティバル
映画のストーリーは、わかりやすい起承転結の作りで、
失敗・挫折しながらも、夢をあきらめずに進んでいくローズを応援したくなっていく。
憧れのナッシュビルで、大成功するか凹んで帰国するか…と想像していたが
予想を裏切る良い選択で安心した。
失敗を続けたローズが、あのような選択をしたことで、彼女の成長も感じられ
良いエンディングだったと思う。
ナッシュビル行きたいな!
いつ行けるのだろう?
イギリスでカントリー・ダンスもしてみたい!
8.5/10点 カントリー好きなので