新型ウイルス感染症拡大の影響でオフィスを閉鎖したTACは、リモートで業務を進めるも、事態は予想よりも長期化し、ブルはオフィスの賃料や給料の支払いなどで次第に首が回らなくなる。そんな中、賃借申込人の個人情報を集めて大家に提供するサービスを行なう会社の代表ウェストバリーから、連邦政府に訴えられたのでサポートしてほしいという依頼が舞い込む。高額報酬を提示されたブルは、TAC維持のために引き受けるが……。
以下ネタバレあり
※注意:ラストのネタバレあり※
今回は、コロナ渦に作られた新シーズンの初回ということで、通常とは違う
異色作に。
新型ウイルス感染症拡大のために、オフィスは閉鎖、リモート業務となり
高額のオフィス賃料と社員の給与を支払い続けたたため、ブルの資産に
底が見えてくる。
そんな焦りの中で、ブルは体調を崩し…。
幼い娘アストリッドをあやすシーンで、娘の顔がわかりやすいCG加工の表情で
個人的には不気味に思えたのだが、ブルの悪夢の始まりとしてあえて
あのように作ったのかもしれない。
今回のエピソードは、夢オチ。
ブルが、ベッドで突然エアドラムをするシーン。
Chambers Brothers の ”Time Has Come Today”が使われていました。
歌詞には、♪The rules have changed today
とあるように、コロナ渦の時代に重なる歌のように思えます。
ブルの分身が登場するシーン。
ここで、今回のエピソードは、夢オチかな?と確信しました。
分身は、突然ジェームス・ブラウンの「ザ・ボス」を歌い始めます。
♪Paid the cost to be the boss 犠牲を払ってボスになった
最後、ブルが悪夢から目覚めた後のミュージカルシーン。
Young Rascals の ”How Can I Be Sure”が使われていました。
How can I be sure
In a world that's constantly changing?
どうして信じられる?
絶えず変わりゆく世界で。
How can I be sure
Where I stand with you?
どうして信じられる?
気持ちは変わらないと
ブルが歌い始め、主要キャストも全員歌います。
撮影スタジオの様子や、ドラマのトレイラーハウスなども映り
最後のシーンでは、ディレクターチェアーに座るキャスト陣の前で
ブルが「帰ってこられてよかった!」と言って第一話が終わります。
私も無事に新シーズンが始まり喜んでいます。
アメリカでは、シーズン6も始まっているようです。