デンマークの再生可能エネルギー大手企業、エナグリーン社。その風力発電所付近の海岸で、作業員の遺体が発見される。首に絞められたような痕があり、捜査に乗り出した刑事マッツはある事実にたどり着く。そんな中、エナグリーンでは法務部長のモーンスが社内に潜むインサイダー取引の首謀者を捜すよう、部下のクラウディアに命じるが……。一方、車修理店で働くニッキーとビムズは、車を盗んでひと稼ぎしようとたくらんでいた。
以下ネタバレあり
【ドラマ ロケーション】
ドラマ冒頭、ホテルの入り口に用意された自転車で移動するアレクサンダー。
インターコンチネンタル・ロンドン・パークレーン
エナグリーン社
CEO:アレグザンダー Alexander Sødergren
「特捜部Q」のカール役で有名なニコライ・リー・カースが演じる。
法務部長:モーンス
詐欺対策班に協力し、アレクサンダーの不正を暴こうとしている。
法務部:クラウディア Claudia Moreno
弁護士 上昇志向ある女性社員 バツイチ 一人息子の母
警察
刑事:マッソ
型破りな一匹狼タイプ
風力発電所建設現場で作業員が亡くなる事故を担当。
妻が重い病気 子供は二人(姉と弟)
詐欺対策室:アルフ Alf Rybjerg
エナグリーン社を捜査中
法務部長のモーンスに協力してもらう。
車修理店
ニッキー:Nicky Rasmussen
既婚者 新たな家を探している。
ビームス:車泥棒の一味
ニッキーに裏の仕事を紹介する。
デンマークの再生可能エネルギーの大手であるエナグリーン社の不正を暴こうと、型破りな刑事と詐欺対策室のアルフが力を合わせて捜査をする…というドラマのようだ。
エナグリーン社は、儲ければ何でもOKな会社のよう。
インサイダー取引等、部下の不正も、儲けが出るなら目をつぶる。
死亡事故が起きたら、下請けの責任。
下請け会社を替え、出稼ぎ労働者も一掃すればよいだけ。
労働者たちは、他国からデンマークに出稼ぎに来ているため、問題が起きても口をふさぐしかない。
冒頭に亡くなった青年は、父親とともに出稼ぎに来ていた。
天候が悪い中、父に説得され作業に出て、事故死したようだ。
(首を絞められた後は何故?ロープがからまったのか?)
その後、エナグリーンからの指示で、作業員らは全員クビになり、息子を亡くした上、クビになった父親は、ショックのあまり自殺をしてしまう。
ラストで、マッソ刑事のもとへ、エナグリーン社を追う詐欺対策室のアルフが協力してほしいと頼みに来る。
マッソは、アルフと共に、エナグリーンを捜査していくことに。
~つづく~
車修理店に勤める2人は、直接エナグリーン社とは関係がないが、エナグリーン社に勤める社員が修理を依頼したことで繋がっていく様子。
社員の車に、会社の不正に関する証拠を発見してしまうのか?
それとも、車を盗み、そのことで、巨大企業から追われることになるとか?
ニッキーもビームスが、もし車泥棒したことで、巻き込まれていくならば半分は自分の責任だろうが、殺されてしまうかも…と勝手に予想しドキドキしている。
録画をし忘れため、WOWOWのアプリで鑑賞のため、なかなかじっくり観られず、ロケ地探しも難航中。個人的には、それが一番残念。