ディアナ・マイルズは、夫のダニエルと娘マディーを大学まで車で送り届けた。
娘と別れた直後、ディアナは楽しみにしていたイタリア旅行の話をすると
夫から突然、離婚を切り出されてしまう。
他に好きな女性が出来たと言われ、ショックを受けたディアナだが
夫との結婚のために中退した大学に戻り、大学卒業を目指そうと考える。
以下ネタバレあり
目次
- 映画「BACK TO SCHOOL」(1986)
- Uberドライバー役は夫そして監督
- カメオ出演:実の父
- 両親の名前
- ロケ地 ディケーター大学
- ロケ地 Theta Mu Gamma sorority
- ねたばれあらすじ
- 感想
映画「BACK TO SCHOOL」(1986)
1986年の映画「バック・トゥ・スクール」に設定が似ている。
この作品は、父親が息子が通う大学の生徒となり大暴れするというコメディ。
大学に入る理由は違うが、かなり似た部分がある。
また、2020年9月にエヴァ・コワルスキーという人物から、彼女が書いた脚本
「College Mom」を盗作したと訴えられることも。
Uberドライバー役は夫そして監督
夫から離婚を切り出され、夫が運転する車を降り、Uberを呼ぶシーン。
運転手役は、監督ベン・ファルコーン。
主人公のディアナ・マイルズを演じるメリッサ・マッカーシーの夫。
夫が監督、妻が主人公という作品を作り続けるおしどり夫婦。
カメオ出演:実の父
ディアナが親友のクリスティーンとラケットボールをするシーン。
外のソファーに座っている年配の男性は、なんと監督ベン・ファルコーンと
ディアナ役のメリッサ・マッカーシーの実の両親!
家族で固めすぎ。
両親の名前
主人公ディアナの両親の名前は、MikeとSandy。
これは、ディアナ役のメリッサ・マッカーシーの実の親の名前と同じだった。
(父:マイケル 母:サンドラ)
ロケ地 ディケーター大学
Agnes Scott College
映画で登場したディケーター大学は、ジョージア州ディケーターにある
アグネス・スコット大学で撮影された。
ロケ地 Theta Mu Gamma sorority
The Twelve Oaks Bed and Breakfast
ソロリティのシーン。実際は、4つ星ホテル。
ねたばれあらすじ
突然の離婚
主人公:ディアナ・マイルズ(主婦)
夫 :ダニエル(ダン)・マイルズ
娘 :マディ・マイルズ
夫のダンと共に、娘マディを大学まで送ったディアナは、帰りの車内で
他に好きな女性が出来たと、夫から離婚を切り出される。
両親と親友
実家に身を寄せたディアナ。
ディアナの両親は、ダンに激怒。
特に父マイクは、ダンが大学在学中に妊娠させ、ディアナだけ中退させたことを恨み
突然、娘を捨てたことが許せず、拳銃を片手にダンの元へ行こうと騒ぎ出す。
その後、ディアナは親友のクリスティンと気晴らしにスカッシュへ行き
夫のために諦めた大学生活を取り戻すというアイデアが浮かぶ。
大学に復学
ディアナは、娘も通うディケーター大学に復学し、考古学の学位を取り卒業
しようと決める。
娘マディは、突然のことで動揺するが、仕方なく母を受け入れることに。
ディアナは学生寮に入り、部屋から出られない広場恐怖症のリオノアと
ルームメイトになる。
大学生活
考古学の教授:ウェイン・トルザック教授(大学時代の同級生)
授業に出席したディアナは、いじめっ子のジェニファーとトリーナにターゲットに
されそうになるが、その都度逆襲。
その後、娘の恋人タイラーの友人ジャックと出会い、一夜の関係を持ってしまう。
その後。ジャックがディアナに夢中になってしまう。
ある日、80年代がテーマのパーティーに出席したディアナは、パーティーの主役に
なり、いじめっ子のジェニファーらを蹴散らす。
その後、ディアナは、マディも属するソロリティのメンバーに選ばれる。
夫の再婚
ディアナは友人たちとレストランで食事中、夫と再婚相手に偶然会ってしまう。
再婚相手のマーシー・ストロングが、実はジャックの母親だと判明し
親友のクリスティンが、ジャックとディアナの関係を暴露し、騒然となる。
マディが、父の結婚式に出席している間、マディの友人らがディアナを連れ出し
間違ってマリファナ入りのチョコレートを大量摂取。
ラリっている状態で、披露宴会場へ向かい、破壊しはじめるが、すぐに見つかり逃走。
授業料
夫への弁償のために、授業料が払えなくなったディアナは、大学中退を考える。
娘たちに止められ、パーティーを開催し、お金を集めようと計画する。
多くの人を集めるため、クリスティーナ・アギレラが来るという嘘をつき
当日は大勢の人々が集まり、あっという間に目標額に達成するが、
いつまでたってもクリスティーナ・アギレラが現れないため、苦情が出始める。
ディアナが、返金すると言った直後、クリスティーナ・アギレラが現れる。
実は、ディアナのルームメイトのリオアナのいとこで、ディアナのために
呼び寄せてくれたのだった。
卒業
苦手だったプレゼンテーションも、皆の支えで成功。
娘マディと共にナディアは、大学を卒業する。
ハットトスをしなかったナディアに、マディは縁起が悪いからと
帽子を投げるように説得。
彼女が帽子を投げると、元夫ダンの耳に直撃。
自慢のダイヤのピアスが、行方不明になる。
~おわり~
感想
日本の映画サイトでも、海外のサイトでも、評価が低いこの作品。
ゴールデン・ラズベリー賞でも、Worst Actressに選ばれてしまった。
1986年の映画「BACK TO SCHOOL」を知っていると、余計にベタな作品だと
思われてしまうが、同じ年代の女性としては前向きに元気な学生生活を
送っている主人公が羨ましく思えてくる。
ベタで何が悪い!?
個人的に、メリッサ・マッカーシーが好きだということもあり
皆が言うほど悪い作品ではないと思っている。
おりゃー!