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ザ・マザー The Mother (2023)

Netflixより抜粋
命を狙われ身を隠していた凄腕暗殺者の主人公。母親である彼女は、何年も前に手放した娘を守るために隠れ家を後にする。

以下ネタバレ注意

 

ロケ地

スミザーズ(カナダ)

オパール鉱山
・Hudson Bay Mountain(雪山のシーン)他 主に森のシーンを撮影

撮影隊は、バルクリー川沿いにあるこちらの会場を使ったと紹介されていた。

ゾーイが誘拐される公園

Victory Square(カナダ・バンクーバー
遊具等は、撮影用に置かれたようだ。

 

回想シーン

Literary Cabinet(スペイン・グランカナリア島
上:エイドリアンとの夜のバルコニーのシーン
下:エイドリアンとのダンスシーン

 

ガソリンスタンドのシーン

夜のガソリンスタンドで、娘のゾーイと別れるシーン。
ESSOの看板は、”BIG3”という看板に換えられていた。
イカーが集う、ネオンが光る店”SWEET WAGON”(外観のみ)は、はりぼての店だったようだ。(下記、リンク先に店舗画像あり。)

 

ネタバレあらすじ

The Mother(マザー)
匿名のアメリカ軍工作員ジェニファー・ロペス
・元SAS海兵隊員エイドリアン(Adrian Lovell)
・武器商人ヘクター(Hector Álvarez)
の武器密輸取引を仲介する。
エイドリアンとヘクターの両方と恋人関係になり、妊娠。
彼らが児童の人身売買に関与していたことを知り、FBIに情報提供する。

出産
マザーは、FBIが用意した隠れ家での尋問中に、エイドリアンに襲撃される。
エイドリアンに腹部を刺されるが、手作りの爆弾でエイドリアンに大やけどを負わせ、母子共に生き延びる。
FBIで生き残ったのは、クルーズ特別捜査官だけだった。
エイドリアンが生存している可能性があるため、泣く泣く娘の親権を放棄する。
クルーズ捜査官に、出来るだけ普通の生活をさせてくれる良い里親を見つけること、誕生日ごとに写真を送ること、何かあった時には必ず連絡することという3つの条件を要求する。
その後、アラスカの人里離れた小屋で12年間生活をしていた。

娘ゾーイ
クルーズから連絡を受けたマザーは、クルーズに会いに行く。
ATFが、メキシコでヘクター・アルバレスの部下を逮捕した際、マザーの娘ゾーイの写真を持っており、ゾーイが狙われていることが判明する。
監視中に、目の前でヘクターの部下にゾーイを誘拐されてしまう。
ゾーイの誘拐は、身代金目的ではなく、マザーを誘い出すためだった。

キューバ
マザーとクルーズ捜査官は、ゾーイ救出のためキューバハバナ)へ向かう。
2人は、ヘクターの部下タランチュラを捕まえ、ゾーイの居場所を吐かせる。
ヘクターの家に侵入し、ゾーイを救出後、ヘクターを殺害する。
マザーの様子から、ゾーイはマザーが実の母親だと察知する。

エイドリアン
ゾーイをクルーズ捜査官に託し、2人と別れたマザー。
しかし、2人は移動中にエイドリアンたちに捕まってしまう。
マザーもすぐに現場に到着するが、クルーズ捜査官を目の前で殺害され、マザーとゾーイはその場から逃走する。
養父母の家では、ゾーイを守れないと考えたマザーは、ゾーイをアラスカの小屋に連れて行くことに。

サバイバル訓練
マザーは、ゾーイにサバイバル訓練を開始。まずは、車の運転から教え始める。
当初は、山小屋での暮らしを嫌がっていたゾーイだったが、訓練を通じ絆が深まっていく。
ある日ゾーイは、狼の子供に手を噛まれ、病院で治療を受けるが、その際、本名を名乗ってしまう。すぐに追手が現れると考えたマザーは、軍人仲間のジョンズの店にゾーイを預け、小屋で襲撃に備えることにする。

マザーの思い
ゾーイは、マザーに捨てられたとショックを受けるが、ジョンズから言葉ではなくマザーの行動を見るようアドバイスを受ける。ゾーイはマザーからの手紙を見つけ、マザーがゾーイのためだけに生きてきたことを知る。
ゾーイは、1人でエイドリアンたちに立ち向かおうとしているマザーを手伝うために、マザーのもとへ向かう。

最後の戦い
エイドリアンの部下を全員倒し、マザーはエイドリアンとの一騎打ちとなるが、地面にたたきつけられたマザーが動けないでいる間に、エイドリアンはゾーイを連れ、車で走り去ろうとする。
マザーは、最後の力を振り絞り、エイドリアンを狙撃する。

ラスト
ヘクターとエイドリアンが死亡し、ようやくゾーイは里親のもとに帰ることが出来た。
身を隠す必要が無くなったマザーは、いつも遠くからゾーイを見守り続けている。
~おわり~

 

 

ひとこと

J. Loファンとして、とても楽しみにしていた作品。
凄腕工作員ものを作りすぎなNetflixだが、今回もまた似たような作品となった。
当然、映画の評価は中の中だろうが、個人的には楽しめた。

海外のレビューサイトなどを観ると、J.Loに対する演技(アクション)をこき下ろす人が多かったが、そんなに悪くなかったと思う。
上記のトレーニング動画などを観ると、頑張っていたことがわかる。

スペインのグラン・カナリア島での撮影中、夫のベン・アフレックも来ていたらしく、撮影の合間にデートを楽しんでいたと紹介されていた。
幸せそうで何よりです。


散々な評価を受けても、常に挑戦し活躍し続けるジェニファー・ロペス姐さん。
アッパレ、を差し上げたい。