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ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター 予習記事 建物編②

6月末に行くハリーポッターのスタジオツアーの予習をかねて情報をまとめました。
施設公開後、体験された方の動画を参考に、追加記事を作成しました。

上記記事は、主だった建物等についてまとめた記事です。

 

 

動く階段

壁が動き、踊り場と踊り場の橋渡しをする動く階段。
周囲の絵画も再現されていました。
「賢者の石」で、ハリーとロンとハーマイオニーが動く階段を上り、禁じられた4階の廊下に行き、三頭犬フラッフィーに遭遇してしまうシーンにドキドキしました。
大階段の壁用の絵画を250枚用意するため、大勢のスタッフがデジタル加工した絵画を作っていったと言われています。肖像画に描かれた人物の多くは、映画製作者やスタッフやその家族たちだと言われています。
「死の秘宝2」では、肖像画の人々が全員絵から避難したという設定のため、人物がいない背景だけの絵を作り直したそう。

 

スリザリン談話室

スリザリン寮生が使う談話室は、グリフィンドールと対照的で、ひんやりとした洞窟のような場所になっている。
スリザリンカラーの銀と緑を基調にしたデザインで、赤みを帯びた色のものは置かれていない。大きな暖炉もあるが、あえて火をつけていないという。

美術監督のスチュアート・クレイグによると、映画「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」のロケ地としても有名なヨルダンのペトラ遺跡のエル・ハズネ(宝物殿)に触発されたデザインになっているという。

 

図書室

上記動画は、「賢者の石」でハリーが透明マントを使い、閲覧禁止の書棚探るシーン。

「賢者の石」では、オックスフォード大学ボドリアン図書館内で撮影されているが、その後、リーブスデン・スタジオでセットが作られたという。
本が高く積みあがっている様子が映るが、軽く作るために発砲スチロールのような素材で作られた本もあるようだ。
「謎のプリンス」でハーマイオニーが、図書館の本を戸棚に戻すシーンでは、合成用の緑の手袋をした手が本棚から本を受け取っている。

 

魔法薬学の教室

魔法薬学の授業は、ご存じセブルス・スネイプ先生の担当!
棚に並ぶ何百もの材料瓶が圧巻。スタジオでは、テーブルの上の小型の釜が魔法でかき混ぜられているシーンが再現されていた。

最初の撮影場所は、レイコック修道院内にある聖具室。
その後、スタジオ内に教室を再現したという。

校長室

3つの空間で作られている、金を基調にした変わった形の部屋になっている。
合言葉は「レモン・キャンディ」。「秘密の部屋」でマクゴナガル先生が言っていた。
部屋には、組分け帽やグリフィンドールの剣、様々なものが置かれている。
棚には、記憶を保管したガラスの小瓶が並べられている。
立派な分厚い本たちは、電話帳にカバーをかけ作られたと言われている。

 

ハグリッドの小屋

ハグリッドの小屋は、「賢者の石」「秘密の部屋」までは、バッキンガムシャー州ブラックパーク内で撮影されていたが、「アズカバンの囚人」ではハグリッドの小屋の周囲での撮影が増えるため、さらにふさわしい場所をとハイランド地方グレンコーに建て直したという。この際、室内装飾を更に凝った作りにし、様々な生き物を飼っている設定にしている。

 

次は、魔法生物や魔法道具などをまとめてみたい。