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ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター 予習記事 衣装編①

6月末にスタジオツアーに参加する前に、予習復習をかねて衣装に関する情報をまとめていこうと思います。

 

 

ハリー・ポッター

「賢者の石」の冒頭、ハリーが着ているのは、サイズが合わないぶかぶかの着古した服で、明らかにおさがりだという設定。
成長してからも、ハリーの服は、グレーがかったブルー、ネイビー、モノクロ等、地味な色が選ばれていた。これは孤独な少年時代を過ごし、魔法界に入っても場に馴染めず、自信が持てないでいることから、目立つ派手な色は選ばず、落ち着いた色の服を選んだのではないかと考えられ、選ばれたようだ。
2023/07/04追記
ハリーの衣装は、グリフィンドール寮のコーナーや、ダーズリー家やホグワーツ特急等で確認出来る。

 

ロン・ウィーズリー

ウィーズリー家は、魔法界の中ではあまり裕福ではない家という設定。服のほとんどは、母モリーの手作りのため、多少風変りなデザインのものが多い。
印象的な服は、やはりクリスマスに母がプレゼントしてくれたイニシャル入りのセーター。
また、ウィーズリー家は皆赤毛という設定のため、赤毛に合うオレンジ・茶色・緑色等を選んだという。
2023/07/04追記
ロンの衣装は、グリフィンドール寮、ホグワーツ特急等で確認出来る。母の手編みの“R”のセーターはグリフィンドールの談話室で見ることが出来る。
ロンが着ていたクイディッチのユニフォームも飾られていた。

 

ハーマイオニー・グレンジャー

ハーマイオニーの衣装は、伝統的なイギリスのファッションが選ばれていた。
タータンチェック、ハイソックス等)
「炎のゴブレット」でのあのピンクのドレスでの大変身を際立たせるために、それ以前はお化粧やヘアアレンジなどを控えていたという。
基本は実用的なシンプルな服装が選ばれていたようだ。
2023/07/04追記
ハーマイオニーの衣装は、ホグワーツ特急や、衣装コーナーで確認出来る。あのピンクのドレスも飾られていた。

 

フレッド&ジョージ・ウィーズリー

上記のロンの欄で紹介したが、ウィーズリー家は、赤毛に似合うオレンジや茶色がファミリーカラーとなっていた。
双子の印象的は衣装は、やはり茶系のスーツ。
遠目には同じ服のように見えるが、実際はスーツのストライプの柄も、ネクタイの色、シャツの柄も微妙に違っている。
カジュアルな服装の時は、ファミリーのテーマカラーのオレンジと緑など対照的な色の服を着ていることもある。
2023/07/04追記
上記に紹介した茶系のスーツは、ダイアゴン横丁の2人の店の前に飾られている。

 

ジニー・ウィーズリー

ウィーズリー家のジニーは、幼い頃はやはり母手作りの多少変わった私服を着ていた。
兄弟と同じようにテーマカラーのオレンジ・茶色の服で、手作りセーターがメインだったが、成長していくにつれピンク等女性らしいファッションに代わっていく。

 

ドラコ・マルフォイ

ブロンドの髪にブラックスーツという印象が強いドラコ。
お金持ちの家の子供という設定通り、スーツも身体にフィットした高級そうなものを着ている。
「謎のプリンス」から、他の生徒と違いホグワーツのローブではなく、黒のスーツを着はじめるようになる。これは、ホグワーツを離れ、デスイーターになる準備をしているという表現だったようだ。

 

ルーナ・ラブグッド

ルーナの独特のファッションを見るのが、いつも楽しみでした。
アクセサリーを手作りしているという設定らしく、ビーズのスモモのイヤリングや、ビーズのうさぎの指輪などをつけていました。イチゴのデザインのものもいくつか。
スタジオツアーでは、あのメガネも販売中!

 

モリー&アーサー・ウィーズリー

ウィーズリー家のママ、モリーを演じたジュリー・ウォルターズは、実際は痩せているが、モリーがふっくらした女性という設定のため、着ぶくれさせていたという。
当初、ハリーを演じたダニエル・ラドクリフに、役柄そのままの体形だと勘違いされ悲しかったとインタビューで答えていた。
衣装は子供達同様、テーマカラーのオレンジ・茶色・緑色をベースにしたウール素材の服が多い。衣装に使用するウールは、ビンテージ羊毛業者から購入したという。
市販の服を使用する際は、リメイクし、レース等の編んだものが付け加えられている。
父アーサーの服も同じように、ファミリーカラーでニットの服が多く、英国風のチェック柄ものが多かった。

ルシウス&ナルシッサ・マルフォイ

当初、ピンストライプのスーツが衣装だったルシウス。ジェイソン・アイザックからの要望で、ブロンドのかつらにビロードの衣装が採用されたという。
あのステッキもジェイソン・アイザックのアイデア。ハリー役のダニエル・ラドクリフが「かっこいいな。」と言ったことも後押しになったと話している。
妻ナルシッサの衣装は、1950年代のオートクチュールを参考に作られたという。
細やかな装飾が多様された仕立ての良いドレスで、かっちりとした外見になるべく肩には木製の肩パットのような枠が取り付けられていた。
また、蛇の鱗のようなデザインや、渦巻いたデザインの衣装が作られている。
ナルシッサの髪は、実家の黒髪とマルフォイ家のブロンドが組み合わされたバイカラーなになっている。

 

ゼノフィリウス・ラブグッド

田舎にある自宅で「ザ・クィブラー」の編集長として仕事をしているゼノフィリウス。
ラフな格好で仕事をしていると考え、パジャマ姿のような衣装にしたという。
バスローブのようなアンティークコートを購入し、裾から垂れる糸を縫い足し、ダメージ加工されている。
中に着ているベストには、娘のルーナが縫い付けたという設定で、ルーナらしいデザインの刺繍がほどこされている。あのグリフィンドールのライオンの帽子を彷彿とさせライオンの刺繍もある。

 

続きは、この記事を。

主に、ホグワーツの教授の衣装について紹介しています。
第三弾では、「炎のゴブレット」を中心に紹介したいと考えています。