1969年、米ノースカロライナ州の湿地帯で裕福な家庭に生まれ育った青年チェイスの死体が発見され、殺害容疑が、ある少女の身に向けられる。彼女の名はカイア。〈湿地の少女〉とも呼ばれる彼女は、6歳のとき、家族に見捨てられて以来、自然豊かなその地で生き抜く術を身に着け、学校にも通うことなくたったひとりでたくましく生きてきたのだった。人々の好奇と疑いの視線を浴びながら、カイアは法廷で自らの半生を語り始める。
以下、ロケ地など
原作
2018年に出版されたアメリカの女性動物学者デリア・オーエンズの青春ミステリー小説。2023年4 月までに、1,800 万部以上売れたベストセラー作品。
ノースカロライナ州の湿地帯で1人で生きてきた少女カイアの人生と、バークレー コーブ(架空の場所)の有名人チェイス・アンドリュースの殺害事件の捜査と、二つのタイムラインが絡み合い進んでいくという展開。
ザリガニの鳴くところ
"Go as far as you can -– way out yonder where the crawdads sing."
鳴くことのないザリガニの鳴くところとは?
野生の生き物が、野生のままでいられる場所⇒安全な場所⇒湿地
と考えられ、父も他の人間もいないカイアにとって安全な場所ということなのだろう。
元々は、作者の母親が使っていたフレーズだという。
テイラー・スウィフト「Carolina」
世界的シンガーソングライターのテイラー・スウィフトは、元々原作のファンで、映画化を知り、自ら懇願し楽曲を書き下ろしたと言われている。
ロケ地
バークレーコーブの街並み(架空の街)
Lafayette Street, Houma
1960年代初頭の架空の街バークレーコーブのシーンの撮影に使われました。
チェイスに婚約者がいたことを知るシーン。
カイアの自宅近辺
湿地帯のシーンには、ポンチャートレーン湖のほとりにある、
上:フォンテインブルー州立公園
下:フェアビュー=リバーサイド州立公園
で撮影されている。
裁判所のシーン
St. Bernard Parish Court House
ルイジアナ州シャルエットにある裁判所での撮影。
ひとこと
大ベストセラー小説だけあり、ひとすじなわではいかない展開になっている。
いつもは、ネタバレのあらすじを紹介するが、この映画はやめておこうと決めた。
1960年代の南部のアメリカが舞台で、ノスタルジックな音楽とともに、映画の世界にすぐに入り込んでいった。
デイジー・エドガー=ジョーンズが、憂いのある美女を演じ、ずっと見惚れていた。
幼い頃のカイアを演じたJojo Reginaちゃんも、可愛かった!
女性向けのおススメ作品。是非!
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— Where The Crawdads Sing (@CrawdadsMovie) September 13, 2022