1998年5月8日。ヘッジファンド・マネージャーとして成功したジェイは、かつて自分を採用しなかった会社を乗っ取り、即座に社長を解雇する。その態度は自信満々だ。しかし、ジェイは悪性脳腫瘍に冒され、病院のベッドで息を引き取る。
そして現在。ホスピスの看護師ケニックが10年間に患者を6人も安楽死させた罪で逮捕される。他にも被害者がいないかどうか捜査が進む中、1998年にケニックが担当していたジェイの死に注目が。余命3か月を宣告されたジェイだが、モルヒネの数値が異常に高かったため、1か月も早く亡くなったらしい。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
以下ネタバレ感想
尊厳死をテーマにしたエピソードでした。
冒頭のイヤミな男ジェイが、死に向かいながら醜いものがそぎ落とされ、最後は昔の良きジェイに戻り亡くなることが出来て良かったと思いました。
ジェイが幻覚を引き起こす設定なので、何度も幻覚のシーンがあり、それがいつものコールドケースとは違った雰囲気をかもしだしていて良かった。真っ白な病院も、何だか別世界にように見えてきました。
今回、リリー達は影が薄かったかな。そこがまた良かったのかも。