石油採掘場に雇われた射撃のプロ・オットウェイ(リーアム・ニーソン)は、休暇を過ごすために家族のもとへ帰る他の作業員とともに飛行機に乗っていた。 ところが、その飛行機は嵐に巻き込まれ、アラスカの山中に不時着。生き残ったオットウェイらは、自分たちがオオカミの縄張りに来てしまったことに気付き、救助を待つよりも、その場から逃げたほうがよいと考えた。生きて帰るべく南へ向かう生存者を、厳しい自然が襲う。
以下ネタバレあり
リーアム・ニーソンが氷点下10度以下の極寒地で撮った新作『ザ・グレイ』の日本人撮影監督を絶賛
撮影中の苦労について「プロダクションデザイナーのジョン・ウィレットが過去にブリティッシュ・コロンビア州にある山岳で撮影した経験があったために、彼のおかげで映画内で墜落した飛行機737の部品を撮影現場の山岳まで運ぶことができたんだ。ただ最も大変だったのは、毎日をスノウキャットを使ってスタッフ全員が一時間離れた山の上にあるセットに移動して撮影するが、次の日同じ撮影現場に向かうとすべてが雪に覆われ、その雪を取り除く作業から始めなければいけなかった。だから肉体的な作業が本当に大変だったよ……。ただ、そんな過酷な自然の中での撮影に、日本人撮影監督タカヤナギ・マサノブは、自分でカメラオペレイターをしながら、全く照明のない中で、印象に残る映像を撮ってくれた!」と良いスタッフに囲まれながら撮影できたことをジョー・カーナハン監督が語った。
卒業生NEWS! によると
平成8年に本研究室を卒業した高栁 雅暢君(卒業後、映画の勉強のためカリフォルニア大学ロングビーチ校に留学)が、コダック最優秀学生映画賞(Kodak Award for Best Student Cinematography)を受賞しました。
と紹介されていました。
Kodak公式サイトより(米)
日本人撮影監督が活躍した作品です。
男くさい映画なので、女子受けしないかもしれませんが、漂流から生還したという映画「LIFE OF PIE」とまた違った生き残るために戦う男の作品を是非!
ギャップがあればあるほど面白い?
劇場マナーCMに使われていました。
肝心な内容は、暗い・重い・寒い。
飛行機墜落後は、破滅へ進んでいくばかり。
リーアム・ニーソンの苦み走った顔が、はまり役。
狼を知る唯一の(頼れる)男なのですが、良くわからないのは、何故狼が住んでいそうな森に逃げ込んでいくのかということ。
他に生き残る道は無かったのかなと残念に思ったり。
リーアム・ニーソンが目当てでの鑑賞でしたが、ダーモット・マルロニーのメガネオヤジがもっと素敵でした。
映画「My Best Friend's Wedding 」の正統派イケメンの頃に比べ、崩れかけてきたと思っていましたが、作りの良さが際立つメガネオヤジが最高でした。
重たい内容に、しばらくボーっとしてしまった。
気分に余裕がある時に観てください。
人生に追い詰められている人は観ないほうが良いかも。
勝ち目が無さそうな巨大な敵に刃向おうかと考えている方も。