有名なカントリー歌手のジャクソン・メイン、私生活はドラッグとアルコールに溺れる自堕落な生活から抜けられずにいた。カリフォルニアでのコンサートの後、立ち寄ったバーで、ウェイトレス兼歌手としてパフォーマンスをするアリーの才能に驚かされる。次のコンサートに参加してほしいというジャクソンの依頼を一旦は断るが…。
以下ネタバレあり
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー。
カントリー歌手のジャクソン・メインは、カリフォルニアでのコンサートの後、立ち寄ったバーで聴いたアリーに才能を見出す。
（歌：バラ色の人生 La Vie en Rose )
バーでのアルバイトの後、ジャクソンに自分の作った「Shallow」という歌を披露するアリー。ジャクソンは、次のコンサートの参加を依頼するが、アリーは自信が持てず断り続ける。
レストランの上司の言葉にカチンときたアリーは、その場で「辞める」と言い、ジャクソンが手配した車に、友人ラモンと乗り込み、コンサート会場へ向かう。
アリーに気づいたジャクソンは、尻込みするアリーを見つめながらアリーの「Shallow」という歌を歌い出す。
覚悟を決めたアリーは、ステージに立ち、ジャクソンとデュエットをする。
会場は盛り上がり、翌日には動画が拡散されていた。
アリーは、そのままジャクソンのツアーに参加し、愛し合うように。
ツアー中にも歌を作り、ジャクソンへの想いを歌った「Always Rremember Us This Way」を熱唱する。
その歌で、有名レコード会社のレズという男性にスカウトされ、メジャーデビューを果たすことに。
デビューしたアリーは、カントリーからポップ歌手へ転身。
あっという間にスターダムにのし上がる。
ポップスターとなったアリーに納得がいかないジャクソン。
自分の不甲斐なさや、持病の難聴の苦しみ、ストレスもあり、ますますアルコールに溺れるようになる。
昔であれば、兄ボビーがジャクソンを支えていたが、牧場売却の問題でボビーを解雇し遠ざけたことも、依存が深まる原因だった。
ついにアリーは、グラミー賞にノミネートされる。
グラミー賞授賞式では、アリーの夫として演奏する場を与えられるが泥酔でヨレヨレ。
アリーが授賞し、感謝の言葉を述べていると、酔っぱらったジャクソンがステージに上がり、せっかくの授賞式をめちゃくちゃにしてしまう。
ジャクソンは、依存症克服のために、施設に入り、無事退院。
以前の輝きを失ったジャクソンを励まそうと、彼を自分のツアーに参加させようとするが、レコード会社のレズに反対されてしまう。
今や、アリーの足かせとなったジャクソンに向かい、レズは「アリーの将来のために彼女と別れろ。」と言い放つ。
その後、アリーはツアーをキャンセルし、ジャクソンと二人で過ごすことを選ぶが、ジャクソンは自分がアリーの将来にとって邪魔な存在だと思い込んでしまう。
ジャクソンの追悼コンサートで、アリーは彼が作った歌を歌うことに。
彼女の背後には、ジャクソンのバンドメンバーたち。
ジャクソンを思いながら、熱唱する。
～fin～
アカデミー賞授賞式のパフォーマンスで、二人は“Shallow”を熱唱。
映画のワンシーンのような２人のラブラブな姿に、観ている側までドキドキさせられるほどだった。
映画のプロモーション活動中も、話題作りの目的なのか、やたらいちゃついていたらしく、このパフォーマンスで決定的だと噂される。
しかし、授賞後のインタビューでは、このパフォーマンスのために、リハーサルを繰り返したと説明し、熱愛を完全否定。
だがその後、ブラッドリーは、婚約中だったイリーナ・シェイクと破局。
ガガも恋人との破局が報じられることに。
この映画のファンとしては、「やっぱり」と思いたいところだけど。
案の定、あのパフォーマンスのパロディーをやりたがる人続出。
早速、この二人は替え歌披露。
アリシア・キーズ、♪You know I've won 15 times～と。さすがです。
レディ・ガガのコンサートにブラッドリーが。
ファン大喜び。やっぱりラブラブ。
映画ロケーション
アリーが務めるレストランの出入り口 （Millennium Biltmore Hotel）
ここから車に乗り込み、ジャクソンのもとへ！
アリーの実家
2人が出会ったドラッグ・バー
アリーが「Shallow」を歌った駐車場
