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マーウェン Welcome to Marwen  (2018)

マーウェン [DVD]

5人の男に暴行されたマーク・ホーガンキャンプは、瀕死の重傷を負い、昏睡状態に。

意識を取り戻すも、記憶障害を抱え、後遺症(PTSD)に苦しんでいた。

彼の心のよりどころは、自宅に作った空想の世界“マーウェン”。

“マーウェン”という村で暮らす人形のホーギー大尉と女性達が繰り広げる物語を

写真に撮り、日々楽しんでいた。

いつしか彼の写真が評価され、個展も開催されることになる。

 

多少ネタばれあり

 

 

 

Marwencol [DVD] [Import]

2010年にドキュメンタリー映画『マーウェンコル』が製作されている。

 

 

主人公のマーク・ホーガンキャンプさんは、実在の人物。

Marwencol公式サイトもあります。

 

 

ネット上では評価が低く、ロバート・ゼメキス監督の失敗作と書かれているのを

見かけますが、全く失敗作だと思いません。

たしかに、超大作!でも、感動作でもないけれど、ミニチュア好きの私にとって

どストライクな作品で、想像力がかきたてられました。

感情移入が出来ないという酷評には、賛同できません。

 

 

 

撮影風景:撮影の裏側の様子が見られてとても面白い。

VFXって独学でも身につくものなのでしょうか?

 

 

 

<MARWENの世界>

 

第二次世界大戦中のベルギーという設定。

戦闘機が被弾し、不時着したアメリカ陸軍航空隊のホーギー大尉。

ハイヒールを履き、1人歩いているところを、敵のナチスの兵士5人に囲まれてしまう。

ホーギー大尉を救ったのは、MARWENという村の女性たち。

 

あるミルクメイドを助け、村へ連れてきたホーギー大尉。

村の女性たちも歓迎するが、ホーギー大尉を狙うナチスの銃弾に当たり

命を落としてしまう。

ホーギー大尉に付きまとう、魔女デジャ・ソリスが現れる。

 

教会で、ナチスの5人組に襲われていたロベルタを助ける、ホーギー大尉。

ナチスに服を破かれ、胸をはだけた状態で逃げ出す。

マーウェンの村の女性達は、マークの身近の女性がモデルになっており

外見が似た人形に同じ名前を付けている。

この動画では、ロベルタご本人登場!

 

ナチにつかまり、暴行を受けていたホーギー大尉。

ロベルタが、村の女性たちに声をかけ、新入りのニコルが救出アイデアを出す。

敵に笑顔で近づき油断させた女性達は、酒のかわりに火炎瓶を投げ、銃撃。

 

このよう大尉&村の美女とナチスの闘いが日々繰り広げられているのが

マーウェンの世界です。

 

 

同じように楽しめる人が沢山いますように!