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My Unorthodox Life マイ・アンオーソドックス・ライフ S1 全9話

ロシア出身のユダヤ人、NY州モンジーで暮らしていた元・超正統派ユダヤ教徒で、現在は、エリート・ワールド・グループのCEOであるジュリア・ハート。
異色の経歴をもつファッション界の大御所と家族とのドキュメンタリー作品。

 以下ネタバレあり

 

主人公:Julia Haart
EWG エリート・ワールド・グループのCEO。
夫は、Fastwebの創業者であるSilvio Scaglia Haart氏。
アメリカン・ドリームというより、“成り上がり”という言葉がぴったりな印象。
リアリティショーの中で、私生活をあっけらかんと公表すぎて心配になるが、これも彼女の仕事のうちなのだろうとも思う。
周囲の力を吸収していくタイプで、画面越しに圧を感じる。
基本、善い人なんだけど、関わったら大変!?

 

登場人物

夫:Silvio Scaglia Haart 
起業家 EWGは、夫が買収。
完全にジュリアの尻に敷かれている。
ジュリアの子供や部下らがしょっちゅう同行するため、二人きりの時間が無いことに不満を持っている。

長男:Shlomo Haart
弁護士になるべく勉強中。恋愛に奥手。彼女無し。

長女:Batsheva Haart
夫Benと19歳で結婚。
インフルエンサー(フォロワー21.6万人 7/26現在)

次女:Miriam Haart
学生兼、EWGでIT関係(アプリ開発)を担当。
バイセクシャル

次男:Aron Hendler
ジュリアの元夫Yosef Hendlerとモンジーで暮らしている。

   

 
 
 
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個人的に大好きな登場人物が、ジュリアの会社EWGのCOOであるRobert Brotherton氏。
ジュリアと常に行動を共にしている。
S1の最終回で、生みの母と初めて会うシーンが素晴らしかった。
とにかく可愛い。

 

Robert Brothertonのインスタグラム

 

基本的にハート家の日常が映し出されているが、ところどころで、超正統派ユダヤ教徒の決まり事について語られ、そのたびに驚かされた。

・女性は、地毛を見せてはいけない。⇒カツラかスカーフ等 皆、同じようなロングヘアーなのは、カツラのため。
・女性はジーンズをはいてはダメ。⇒足のラインが出る(男性が欲情する?)
・女性は人前で歌ってはいけない。 等

女性は、学ぶ必要が無いと考え、高校卒業後⇒結婚という考えが主流で、主人公のジュリアも若い頃に親が選んだ相手と結婚したようだ。

ジュリアがどのように超正統派ユダヤ教徒コミュニティーから脱出し、EWGのCEOに昇りつめたのかという自叙伝出版に関するシーンもあった。

Brazen: My Unorthodox Journey from Long Sleeves to Lingerie

2022年3月出版予定。
しっかり、宣伝も兼ねてのリアリティーショー。
タダでは起きないスーパーレディー。

 

imdbでの評価は4.8/10だが、どはまりしている。
・ジュリアのパワフルさ
・NYの風景
・コバンザメな子供達のドタバタ
・ロバートのファッション
ユダヤ教徒の風習等
が個人的見どころ。

シーズン2が待ち遠しい!