オンラインゲーム“フリー・シティ”の脇役(モブキャラ)の男性“ガイ”は同じような毎日を繰り返す。そんな彼は偶然会ったモロトフ・ガールに一目惚れし、彼女に好かれようと、ゲームのプレーヤーに操られながらもより行動が自由な“サングラス族”に転身。ゲームの運営会社で働くミリーとキーズは“ガイ”をゲームから消そうとするが、一方2人は運営会社の社長アントワンが自分たちが作ったゲームを盗作したと疑っていて……。
以下ネタバレあり
【映画ロケーション】
ガイが勤める銀行があるオフィス街:ボストン・リバティスクエア
銅像を隠し、ダークグリーン色の円柱のニュース・キオスクのセットを建てたと海外のサイトで紹介されていました。
線路がある道:ボストン フランクリン・ストリート
上記、オフィス街に近い場所。ビル外観はそのまま使われているようだ。
ミリーが、店員に“コーヒー1杯4時間さん”と呼ばれたカフェ。
The Kitchen Café(ボストン)
海のシーン:マサチューセッツ レビア・ビーチ
※ネタバレ注意 カメオ出演
"What the Shit!?"
キャプテン・アメリカのクリス・エヴァンスがカメオ出演しています。
クリス・エヴァンスが、映画「ジェイコブを守るため」の撮影のためにボストンにいることを知ったライアン・レイノルズが、連絡をし、急遽出演が決定したという。
マッチョなガイ(Bad Guy)には、ボディビルダーの Aaron W. Reed。
ラストで猫ちゃんのバスケットを持っていて、好感度さらにアップ。
基本、ガイと同じピュアなキャラクターなのだろう。
実在する有名なゲーム実況者らも多数出演。
Youtuberでプロのeスポーツプレイヤーの“ninja”ことTyler Blevinsさん。(左男性)
同じくYoutuberでTwitchストリーマーのポキメインさん。(右女性)
ゲーム実況Youtuber:Jacksepticeye
ゲーム実況Youtuber:DanTDM
ゲーム世界で、自分がモブキャラ(背景キャラ)だったと知ってしまった主人公ガイが、ゲームの中の世界を救うため、設定を無視し独自に動きはじめる。
ゲームならではのトリビアネタが満載の作品だが、私のようにあつ森やスマホゲーム程度しか知らない場合でも、充分楽しめる作品です。
ゲーム名:Free City(Soonami Games社:コナミ等有名ゲーム企業名をもじっている)
ガイ :銀行の窓口係 'Don't have a good day, have a great day!'
バディ :ガイの同僚で親友 銀行の警備員
毎日のように(ゲーム内で)強盗に襲われるため、2人とも強盗慣れしている。
ドラマ「ウエストワールド」も思い出した。だが、こちらは体験型テーマパークで、デジタルな世界ではなく、アンドロイド達が自由を求めて反乱を起こす…という展開。
ストーリーもヘビー。実は、観るのが辛くて途中で止めてしまったほど。
この映画はコメディ作品で、たびたびゲーム画面が映り込むことで、暴力的なシーンがあっても、怖さを感じず楽しめます。
ガイの素直でコミカルで前向きキャラに、つい応援したくなり、同時に癒されているような気持ちに。
ヒロイン役のジョディ・カマーも素晴らしかった。
「Killing Eve」の暗殺者ヴィネラル役の印象が強いので、クールな役かと勝手に想像していたら、全く違っていた。
まだ観ていない方は是非!お子様でも大丈夫。