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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル (2022)

Netflixより抜粋
親友のソフィーとアガサが入学したのは、おとぎ話の世界の善悪のバランスを保つため、主人公と悪役を育成する魔法学校。そこで、二人の友情のきずなが試されてゆく。

以下につづく

 

原作

The School for Good and Evil: Now a Netflix Originals Movie (English Edition)

原作は、Soman Chainaniによる同名ファンタジー小説
作者は、映画の中で、悪の学校の教師の一人としてカメオ出演しています。
続編「A World Without Princes」
続々編「The Last Ever After」

 

ロケ地紹介

セント・ピーターズ大聖堂(ベルファスト) 魔法学校のシーン

 

聖アン大聖堂 St Anne’s Cathedral, Belfast (魔法学校のシーン)

 

アルスター民族博物館 Ulster Folk Museum  村のシーンのロケ地

 

Clandeboye Estate(結婚式場) 魔法学校のシーンか?

 

マウント・ステュアート National Trust - Mount Stewart
Mount Stewart Lake:映画の池のシーンでは?

 

あらすじ

The School for Good and Evil設立
リアン :双子 善の学校
ラファル:双子 悪の学校⇒両校を支配しようと、血の魔法でリアンを攻撃。
(Kit Youngが2人を演じる)

ガヴァルドンの村の仲良しコンビ
ソフィー:お姫様に憧れ、おとぎ話に夢中
アガサ :村人から魔女と呼ばれ、虐められている。
行きつけの書店員から魔法学校(SGE)の話を聞き、話を信じたソフィーは、魔法学校に入れてほしいと願掛けをする。

魔法学校へ
魔法学校の話を信じていなかったアガサは、ソフィーの身を案じ、ソフィーの後を追う。突然、赤い目の怪物に捕まり、2人とも魔法学校へ連れて行かれてしまう。
ソフィー:悪の学校へ
アガサ :善の学校へ
互いに逆の学校へ入学したと訴えるが、選択が間違うことは無いと受け入れてもらえない。

学校を変える方法
アガサはソフィーを救うため、学校を抜け出すが、血の渦から現れたラファルからソフィーの邪魔をするなと警告される。
アガサはソフィーを連れ、校長のもとを訪ねるが、ソフィーが学校を変えるには、愛する人にキスをし真実の愛を見つけた場合だけだと説明される。

落第生
アガサは、善の学校での授業で落第し、3回落第した場合、恐ろしい結果になると警告を受ける。入学してすぐ親しくなったグレゴールも後が無い状態。
その後、願いの湖での授業で、アガサは100年前の落第生の少女を魔法から解放させることになる。彼女は、100年前に落第し、願いの湖の魚の群れに姿を変えられ、皆の願いを叶え続けていた。
その後、落第し怪鳥に姿を変えられたグレゴールが現れるが、誰も彼だとは気づかず、テドロスがエクスカリバーで殺してしまう。
アガサは激怒し、テドロスや教授を責めるが、教授はアガサの無欲さや共感力を賞賛し、アガサこそが待ち望んでいた真のプリンセスだと訴える。

ラファエルの洗脳
ラファルが密かに介入し、学生たちを煽り、争いを引き起こしていく。
ソフィーはラファルに洗脳され、憧れのテドロスも振り向かせることに成功するが、善と悪の学生同士の交際が禁じられているため問題になる。
テドロスとソフィーは、真実の愛を得るための危険な挑戦に臨むが、失敗。ソフィーはアガサに邪魔されたと逆恨みするように。

善vs悪
ソフィーは、アガサも敵だとラファルに信じ込まされ、彼の血の魔法を受け入れてしまう。魔女に変貌したソフィーは、アガサを脅し、「善は防御し、悪は攻撃する」という法則を破らせるためにテドロスを煽り、善の学生らが攻撃をしたことで、善と悪の立場が逆転してしまう。

ラファルの目的
ソフィーは、カラスに姿を変え、校長がいる塔に向かう。
そこで、ラファルがずっとリアン校長のふりをしていたことを知り、ソフィーはラファルからの愛を受け入れる。
ラファルとソフィーがキスをした途端に、善と悪の学校が倒壊しはじめ、ラファルは魔法学校にいた全員に死の宣告をする。
ソフィーは、ラファルの真の目的にようやく気づき、動揺する。

ラファルとの戦い
ソフィーを追ってアガサとテドロスも校長の塔へ向かう。
ラファルがアガサを殺そうとするが、ソフィーがアガサをかばい、致命傷を負い、ラファルの呪いが解ける。ソフィーは最後の力をふりしぼりアガサをサポートし、アガサはラファルを退治する。
ソフィーの亡骸を抱き、アガサがそっとキスをすると、ソフィーが生き返る。

ラスト
ソフィーとアガサは、元の村に戻ることを決め、ガヴァルトン村へのポータルが開く。
ソフィーは、アガサとテドロスを思い、1人で村へ帰り、アガサの母の世話もすると約束するが、アガサはソフィーと戻ることにする。
2人は村に戻るが、魔法の力は備わったままだった。
(テドロスのアガサを求める声と、「まだ始まったばかり」という声が聞こえる。)
~おわり(もしくは、続く。)~

 

感想

校長役にローレンス・フィッシュバーン、声だけの出演にケイト・ブランシェット、善の学校の教授役にケリー・ワシントン等、有名な俳優陣も出演している作品。
ハリー・ポッターシリーズとは少し違う魔法学校だが、予想に反してとても楽しめた。

魔法学校は、善と悪に分かれ、おとぎ話のヒーロー・ヒロインになるための善の学校と、おとぎ話の悪役になるための悪の学校で、学生らが魔法を学んでいくという設定になっている。
ラファルは、世界を牛耳るために善のリアンの振りをしながら校長をし、善の学校を弱体化するために、お飾りのようなヒーロー・ヒロインを育てようと教育方針を少しずつ変えていたようだ。

原作は評価が高いが、映画は3/5☆程度。
映画より、ドラマにしてじっくりと作り上げたほうが良かった気もするが、個人的には楽しめた。
善悪は紙一重。悪の学校の生徒にも友情があり、善の学校にも自分勝手で、人を見下す人はいる。小学校高学年から中学生ぐらいが、ターゲットの作品。

続きが気になるので、続編希望します!