超一流の泥棒だったマーゴットは、証人保護プログラムの元、過去を隠し
普通の母親として暮らしていた。
あるSNS動画がきっかけで、彼女の居場所が判明し、かつての泥棒仲間らが
彼女に泥棒をあせるために、夫と共に誘拐する。
マーゴットは、昔の恋人と組み、一度きりの約束で泥棒をすることになる。
マーゴットの子供達は、両親を救出するため、母の残したヒントを頼りに
それぞれの親友を連れ、夜の大冒険を始めることに。
以下ネタバレあり
【映画ロケーション】
子供達の学校 Hanover High School (実際の学校名で登場)
子供達4人が海を渡り、着替えの衣装を盗んだ場所
Boston Tea Party Ships & Museum
図書館(実際には、入口に文字は彫られていない。) Boston Athenaeum
コンサートホール入口 ボストン美術館
(簡単レビュー)
わかりやすいコメディ作品で、どんでん返しもなく終わっていく。
家族構成
父:ロン パティシエ お気楽な性格 妻の秘密に全く気付かない
母:マーゴット 専業主婦 かつては凄腕の泥棒
娘:クランシー 高校生 チェロ奏者 ジュリアード音楽院を目指している
息子:ケヴィン ゲーム好きの明るいぽっちゃり少年
母は、かつて凄腕の泥棒だったが、証人保護プログラムにより別人として
人生を歩んでいた。
娘クランシーには、情報漏れがないよう、スマホも持たせずにいた。
特に説明はなかったが、学校のボランティアも、子供達を見守るためだろう。
息子ケヴィンが学校のトイレで踊る様子を隠し撮りした動画が拡散され、
たまたま一緒に映っていたマーゴットの姿が、かつての泥棒仲間に見つかり
事件に巻き込まれていく。
両親が誘拐されたことで、長女クランシーと長男ケヴィン、
たまたま一緒にいたクランシーの親友ミムと、お泊り会で家にいた
ケヴィンの親友キムの子供4人での大捜査がはじまっていく。
母のかつての相棒レオ役には、ジョー ・マンガニエロ。
コミカルなケン・マリーノと対照的な、マッチョなイケメンとして登場。
何故この作品に?と少し驚いてしまった。
子供達4人の大冒険は、実はたった一晩の出来事で
ラストは、キムのママが、お泊り会のお迎えに来たというところで終わっている。
子供の夜の大冒険がテーマなので、子供向けの作品。
大人が見ると、少々物足りないが、わかりやすい展開で、安心して楽しめる。